最強のドッキングステーションCalDigit TS4【DTMにもおすすめ】

今回はCalDigitから新発売されたドッキングステーション、TS4をご紹介いたします。
ドッキングステーションというのはパソコンとドッキングステーションを1本のケーブルでつなぐことで、モニターとか外付けのSSDとかの周辺機器を一気に接続することのできる機器です。いわゆるUSBハブの進化版のようなイメージをしていただくと分かりやすいと思います。

なぜドッキングステーションが必要なのか?

何故ドッキングステーションを買ったかというと、メインで使用していたiMacがだいぶ古くなって動きも遅くなってしまったので、最近M1、MacbookProを買いました。MacbookProはいわゆるノートパソコンなので、持ち運んで色んな所で作業できるっていうのがiMacと較べて利点ではあるんですけど、DTMをやる時に多くの周辺機器を繋ぎます。僕の場合の例を挙げると、

-オーディオインターフェイス
-MIDIキーボード
-ドラムパッド(MASCHINE)
-STREAM DECK
-ilok、e-licensor(ソフトのライセンス管理)
-カオシレーター(MIDIキーボード)
-外付けSSD
-サブモニター
-オーディオインターフェイス

を繋げる必要があります。これを家に帰ってきて、いちいち接続していくのはとても手間ですし、そもそもポートも足りないし、といった状態でしたので、今回TS4を購入しました。TS4を使うことで1本だけMacbookにケーブルを差せばOKといった形になります。

TS4の接続部分

こちらがTS4の接続部になっております。注目したいポイントは最高で98Wまでパソコンに充電できるということ、HDMI接続は無いことです。自分はUSB-C対応のモニターは持っていなかったため、サブモニターの接続のためHDMI – USB-C変換ケーブルを使用しました。問題なく使えています。

良い点、気になる点

良い点としては、非常に接続が楽になりますので、いざ曲を作ろうと思った時に、すぐにはじめられるので時間効率化の面でも有効です。
気になった点は、けっこう本体が熱を持っていたのでケアが必要かなと思います。電源共有する以上避けられない問題だと思いますので、クーラーつけるなりサーキュレーターを回すなり、それなりのケアは必要だと思います。

それと1番気になる点は値段です。約5万円します。おすすめではありますが、慎重にご検討いただければと思います。システム要件はmacOS 11.4 (Big Sur)以降となりますのでご自分の環境と照らし合わせてご検討いただければと思います。
あとAmazonレビューでスリープ時に接続が切れるという報告をしている人がいたんですが、僕の環境ではスリープさせても異常はありませんでした。一部のユーザーで起こっているようです。

総じてとても便利な機器ですので、快適に作業をしたい方はぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

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