目的別配信用マイクの選び方【ゲーム実況/歌ってみた/ウェビナー/ヨガ/ダンス/雑談】

今回は目的別配信用マイクの選び方のご紹介をします。マイクと一口に言っても、たくさんの種類があって選ぶのに困ってしまいますよね。配信で何をしたいかによって、適したマイクの選び方があります。この記事を観て参考にしてみてください。

ゲーム実況のマイク選び

おすすめ:USBコンデンサーマイク

ゲーム実況に特化したマイクが数多く販売されていますので、USB接続できるコンデンサーマイクを選ぶのがおすすめです。

こちらのHyperX QuadCastは多くのゲーム実況者に人気のマイクです。Amazonでもサクラ無し評価でレビューが4.7です。(記事執筆時)
USB-C接続ができるためPC、PS4、Mac 、iPadなどの機器と直接接続し、使うことができます。

通常コンデンサーマイクでは、ポップガードと言って息のノイズが集音されるのを防ぐものを並用しますが、このマイクにはポップガードが内蔵されており、別途購入する必要がありません。頭部にタッチ式のミュートボタンが付いていて、配信時にとても便利です。

USB接続のマイクを選んだ場合、接続がシンプルになるのも大きな利点です。配信用ミキサーなどお持ちで無い方はUSB接続コンデンサーマイク一択でしょう。

歌ってみた・カラオケ配信のマイク選び

おすすめ1:コンデンサーマイク&配信用ミキサー

歌ってみた・カラオケ配信用のマイクは、特にマイクの音質にこだわりたい所です。コンデンサーマイクは感度が高く、広く繊細な音が拾えるのが特徴です。比較的声が小さい方でも声を拾えるので繊細な歌声を届けたい方には特におすすめです。
一般的なコンデンサーマイクはXLR接続(マイクケーブルを使って接続)になっており、ファンタム電源が必要となりますので、YAMAHA AG03などの配信用のミキサーを並用しましょう。初心者向けのコンデンサーマイクとしておすすめなのはAT2020です。僕も持っていますがこの価格帯で非常にコスパに優れたマイクです。

おすすめ2:ダイナミックマイク&配信用ミキサー

マイクを手持ちにして動きのあるパフォーマンスを魅せる形で配信をしたい方はダイナミックマイクを選びましょう。ダイナミックマイクはコンデンサーマイクよりも頑丈なものが多くファンタム電源も必要としません。SHUREのSM58などが定番で1本持っておくと長く使えるマイクです。ライブをする予定のある方はこちらを買っておくと配信・ライブ両方で使えます。

ギター、ピアノ弾き語りのマイク選び

おすすめ1:コンデンサーマイク&配信用ミキサー

歌ってみた同様に、弾き語りは特にマイクの音質にこだわりたい所ですのでコンデンサーマイクをおすすめします。歌と楽器で2チャンネル必要になりますので、YAMAHA AG03などの配信用のミキサーを並用しましょう。

アコギ弾き語りの場合は?

エレアコでない普通のアコギを使う場合、歌用とアコギ用のマイクの計2本使うことでよりクオリティの高い配信をすることができます。(マイク1本でも配信はできます)。その場合、AG06 MK2等の2本のコンデンサーマイクを使える配信ミキサーを用意しましょう。

セミナー、オンラインレッスンのマイク選び

おすすめ:USBダイナミックマイク

ビジネスのセミナーや英語などのオンラインレッスンをする方におすすめなのはUSBダイナミックマイクです。ダイナミックマイクは単一指向性のため、ご自宅やオフィスなどの環境で周りの余計な音を拾わない特徴があります。またこのATR2100x-USBはUSB-C接続でパソコンとのシンプルな接続ができるのも魅力的です。価格も約1万円と導入しやすい点もおすすめです。

ヨガ、ダンスレッスンのマイク選び

おすすめ:ワイヤレスヘッドセットシステム&配信用ミキサー

ヨガやダンスレッスンなど身体を動かす配信の際にはワイヤレスヘッドセットシステムと配信用ミキサーを組み合わせて配信しましょう。

SHURE ワイヤレスシステム BLXシリーズ SM31FH-TQG ヘッドウォーンマイク BLXボディーパック 付属 BLX14J-SM31JB 【国内正規品】
SHURE

ワイヤレスであれば、身体を動かしても線が絡む心配が無くなり、ヘッドセットと組み合わせることで完璧なレッスンを行うことができます。
音の流れとしては、

ヘッドセット⇔ワイヤレス送信機⇔ワイヤレス受信機⇔配信用ミキサー⇔パソコン(スマホ)

です。配信用ミキサーはAG03MK2等が良いでしょう。
やや初期コストがかかりますので予算に合わせて検討するようにしてください。

雑談配信のマイク選び

おすすめ:ダイナミックマイク&配信用ミキサー

雑談配信をするだけなら基本的にスマホやPC内蔵マイクでOKです。ただし音質向上したい場合や、BGMを流したい場合はダイナミックマイクとAG03のような配信用ミキサーを用意しましょう。セミナーの際にも紹介したATR2100はXLRケーブル(マイクケーブル)の接続にも対応しているのでおすすめです。歌ってみたもやる方はコンデンサーマイクでもOKです。

まとめ

今回は配信タイプごとのおすすめのマイクをご紹介いたしました!少しでも参考になれば幸いです。
もちろん今回紹介したマイクでなければ絶対ダメというわけでは無いので、ご予算や手持ちの機材の状況に合わせて、配信マイクを選んでみてください。

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