AG03 / AG06は配信だけじゃもったいない!
今回はAG03 / AG06をオーディオインターフェイスとして使う方法をご紹介します。AG03 / AG06は、ライブ配信用のミキサーとしてとても人気ですが、オーディオインターフェイスと言って、DTMを使ってパソコンに音を録音するための機材としても使えます。歌ってみたや、自作した曲に歌を録音してみたい方は是非参考にやってみてください。
パソコンと接続
(※今回はAG06で説明します。AG03でも同じことができます)
まず付属のUSBケーブルでAG06とパソコンを接続します。Macの場合はドライバーのインストールは必要ありません。Windowの方はドライバーをこちらからダウンロード&インストールしてください。
ミキサーの設定と接続
今回は弾き語りを想定してエレアコとマイクを接続していきます。AG06の電源を入れる前に、マイクとエレアコ、ヘッドフォンを接続していきましょう!コンデンサーマイクをお使いの方はマイクを接続したファンタム電源をONにしてあげてください。接続方法を詳しく知りたい方は是非動画をご覧ください。
TO PCの設定
こちらのTO PCの設定がとても大事です。オーディオインターフェイスとして使う場合、以下のふたつ方法があります。
1. DRY CH1-2
2. INPUT MIX
DRY CH1-2の設定ですとそのままの音をそれぞれのトラックで録音できます。INPUT MIXにするとミキサーを通った最終的なステレオ音がだけが録音できます。そのためオーディオインターフェイスとしてAG06を使う場合、それぞれのトラックに対してDAW上でエフェクトやEQ処理などを行いたいので、僕のおすすめの設定はDRY CH1-2です。AG06自体のリバーブやEQの設定を使いたい場合はINPUT MIXを選んでいただくという形になります。
今回はおすすめのDRY CH1-2で説明していきます!
録音してみよう
今回DAWはCubaseでご説明します。Cubase AIがAG06に無料で付属していますのでダウンロードしていない方はこちらからダウンロードしてみてくださいね。
マイクの設定
MONITER ボタンとTO PCボタンを12時まで上げておきましょう。 自分の音が聞こえづらい場合やうるさい場合は適宜上げ下げしてください。
続いてGAINを上げていきます。歌う時の声の大きさでPEAKボタンが点くか点かないかくらいに設定してください。
今回レベルつまみは、録音の音に影響しません。ただ上げると大きく聴こえるようになるので自分の声が聞きづらい場合はこちらを適宜上げてください。
DRY CH 1−2になっているためエフェクトが適用されません。DAW上でエフェクトをかけていきましょう。ボーカルと同様にギターの設定をしていけばOKです。
DAWで録音しよう
ここにあとは歌やギターを録音していけばOKです。詳しい方法は是非動画で確認いただければと思います。
DTM上で録音することで、リバーブやその他エフェクトがかけ放題なのが良いですね。もちろんピッチ修正なんかもできちゃいます。
おわりに
本当にAG06はポテンシャルの高い便利なミキサーですよね。既にオーディオインターフェイスをお持ちの方は、出先に持っていくサブ機としてもAG06は良いのかなと思います。気になる方は概要欄にリンクを載せていますので是非ご覧ください。