ライブ配信定番ミキサー「AG03MK2」の進化ポイントと基本の使い方【Yamaha AG03MK2】

今回は、配信用ミキサーとして大人気のAG03の後継機として、新発売となったAG03MK2のご紹介をいたします。

AG03 MK2は何に使えるの?

AG03 MK2って何に使えるのかをまずはご説明したいと思います。主に以下の3つの使い方が基本の使い方です。

1.PCやスマホと組み合わせてライブ配信

ライブ配信には音楽関係の弾き語り配信や、歌ってみた、ゲーム実況など幅広い配信を含みます。Youtube LiveやInstagram、イチナナやポコチャなど様々なプラットフォームで配信可能です。

2.オーディオインターフェイスとして使ってDTM

パソコンを使った音楽制作をする場合、パソコンに楽器やマイクの音を入力するためのオーディオインターフェイスが必要になります。
AG03MK2はオーディオインターフェイスとしても使えるのでDTMをこれからはじめたい方にもおすすめです。AG03MK2を買えば、無料でDTMソフトCubase AIも使えます。

3.リモートワーク、ビデオ通話の音質向上に

コロナの影響でリモートワークやリモート授業、リモートレッスンなど使う機会が多くなった方も多いと思います。外部のマイクを利用することで音質の向上が得られますし、旧機種もリモートワーク需要でかなり売れたそうです。

同梱物

AG03MK2に同梱されているものは以下となります。

– 本体
– USBケーブル(USB C to USB A)
– セーフティーガイド
– クイックガイド
– WAVELAB CAST ダウンロードコード
– CUBASE AI ダウンロードコード
– Cubasis LE ダウンロードコード

簡易な説明書のみで詳しい説明書は印刷されておりませんので注意が必要です。
日本語マニュアルは以下ページからご確認ください。

配信に必要なものは買い足す必要がありますのでご注意ください
例えばiPhoneでの配信には、Apple Lightning – USB3カメラアダプタが必要です。

Androidで配信をされたい方は4極3.5mmステレオオーディオケーブルが必要になります。

動画では基本的な使い方もご説明していますので、是非記事冒頭の動画もご覧くださ
い。また質問などあればYoutube動画のコメント欄にて受け付けています。

AG03MK2の進化ポイント

AG03MK2になって進化したポイントで、僕がご紹介したいのはこの3ポイントです。

1.ミュートボタン搭載


ボタン押すことで1chがミュートできます。配信中やビデオ会議中にくしゃみしたいときとか、突然、誰かが部屋に入ってきてしまったときとかマイクの音が切ることができます。生配信の際のトラブルを軽減することができますね。

2.4極ケーブル対応でAndroidでも使用可能に

AUX端子が4極ケーブル対応になって、繋いだ機器に音を送信することができるようになりました。そのおかげで、Androidでも配信可能になりました。またUSB-C端子とAUX端子を併用することで2つのプラットフォームでの同時配信も可能になりました。

3.アプリでの「AG Controller」搭載

いままでは内部のEQやリバーブ、コンプ等の設定をパソコンを繋いでAG DSP Controllerというソフトを使って細かく調整できたんですけど、なんとスマホアプリでそれができるようにました。とても素晴らしい!

ただし、記事作成時(2022年4月1日時点)まだApp Storeにリリースされていません。現在Appleの審査中で、4月中にはおそらくリリースされるのではとお聞きしました。これリリースされたらまた動画にしていこうと思います。(Windows、Mac版はすでにリリースされています。)
パソコンわざわざ繋ぐのけっこう面倒くさいですし、パソコン持っていない人もたくさんいると思うのでこれは本当に素晴らしい進化ですね!

まとめ

旧機種の良い部分を残しつつ、かゆい所に手が届く進化をしたAG03MK2でした。
まだ配信用ミキサー持っていない方で検討している方はこちらを選んで間違いないでしょう。

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