今回は音楽活動や配信等に知っておくべきケーブルの基礎知識をご紹介します!
初心者の方は様々なケーブルがあるので困ってしまうこともあると思うので、是非参考にしてください。
シールドケーブル
ギターやキーボード、シンセ等をミキサーやアンプに繋ぐためのケーブルです。単純にシールドと呼ばれることも多いです。
長さは3mとか5m、7m、10mと色々あります。基本的には5mのシールドを買うと、スタジオやライブでも使いやすい長さですのでおすすめします。
ケーブル先端の形状はフォーン端子といってこのような形状です。
ギターはシールド1本で大丈夫ですが、キーボードの場合はシールドを2本使ってステレオサウンド(広がったサウンド)を出すのが多いです。1本でモノラルサウンドにする場合もあります。そのためAG03等のミキサーにもシールドが2本挿せるようになってます。
シールドは現在幅広いラインナップが出ています。ギター用とかベース用とか音に味付けを加えてあるタイプも売っています。
おすすめとして挙げたいのはCANAREのシールドケーブルです。
理由としては安くて、安定性のあるコスパに優れた標準的なケーブルだからです。カラーバリエーションもあります。正直もっと高いケーブルはいくらでもあるのですが、個人的にはケーブルでの音の違いを追求するよりも、演奏のテクニックを追求した方がおすすめです。演奏に慣れてきて、もっと音にこだわりたくなった時に、色々な種類のケーブルを試してみるのは良いと思います。
マイクケーブル
マイクをミキサー等に繋ぐためのケーブルです。キャノンケーブルとも呼ばれます。
ケーブルの先端はXLRと呼ばれ、オス・メスの区別があります。オス側をミキサー、メス側をマイクに接続します。長さはシールドと同じで5mが幅広く使いやすいです。
マイクケーブルも高級ケーブルから安いものまで幅広いラインナップがあります。初心者の方にはマイクケーブルもCANAREのシールドケーブルをおすすめしたいです。
CANAREは多くのライブハウス・イベント等で使われる標準的なケーブルです。こちらも慣れてきてこだわりたくなったら様々な種類のケーブルを試すのも良いと思います。
USBケーブル
多くの方に馴染みがあるUSBケーブルです。パソコンやスマホをミキサー等に接続するために使います。USBのコネクタの形状がたくさんありまして、今回は音楽機器で良く使われるものを紹介します。
引用元:台灣智能感測科技
Type-A
Type-B
Type-C
microB
このあたりを押さえておけば大丈夫です。パソコン・スマホやミキサーの端子に合わせたものを選択するようにしましょう。
オーディオケーブル
この辺、実は定義があいまいなんですけど音楽プレーヤーやパソコン・スマホ等の音楽機器からスピーカーやミキサーに繋ぐためのケーブルをオーディオケーブルと呼びます。端子にもいくつか種類があります・
RCA端子
ステレオミニプラグ
細い端子で、古い機種のiPhoneやiPad、パソコン等に挿せます。3.5mm端子とも呼ばれます。
2本線のものが通常のステレオミニプラグで、先端に3本線が入っているのものが4極ケーブルと呼ばれ、ステレオでの音を送ることができて、マイク機能も使える形となります。
AG03MK2等でAndroidで配信する時はこの4極のケーブルを使います。
MIDIケーブル
DTMをする際に使うケーブルで、MIDIキーボードとオーディオインターフェースを接続するために使います。
MIDIというのは、すごく簡単に説明するとパソコンに送る楽譜のようなものです。最近ではUSBケーブルや無線のBluetothでMIDI情報を送ることが主流になっています。
おわりに
今回は音楽で一般的に使うケーブルをご紹介しました!ひとつひとつの名前は覚える必要は無いので、端子をみたらどのケーブルを使えば良いかを判断できるようになるのが大切だと思います。是非ケーブルの基本を見に付けて、音楽を楽しんでいきましょう!