※本記事はプロモーションを含みます
今回は、ヤマハから新発売されたコンデンサーマイク「YCM705」をご紹介します。
このマイクは、宅録、歌ってみた、ナレーション録音、動画制作といった用途にぴったりで、「これから本格的に収録を始めたい方」や「ワンランク上の音質を求めたい方」におすすめできるモデルです。
YCM705の同梱内容とデザイン
今回は白色カラーでご紹介しています。(白黒の2色展開)
- マイク本体
- 専用マイクケース
- 日本語対応の説明書・製品登録書類
- ポップガード
- ショックマウント(マイクホルダー)
- 交換用のゴムバンド
- 変換ネジ(ショックマウントに内蔵)
マイクに同梱されている乾燥剤は湿気に弱いコンデンサーマイクへのために捨てないようにすると良いでしょう。ショックマウントのゴムも交換用が付属しているなど、長く使える設計がうれしいポイントです。
なお、マイクスタンド、マイクケーブルは付属していないため、持っていない方は別途用意してください。
便利な2つのスイッチ機能
マイク正面側に2つのスイッチが用意されています。
- パッドスイッチ:入力レベルを下げて、ドラムなど大音量の録音に対応
- ローカットスイッチ:80Hzまたは160Hz以下の不要な低音をカット
歌録りの場合、これらのスイッチは基本「OFF」で問題ありませんが、用途によって柔軟に対応できるのは魅力的です。
コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
ダイナミックマイクは、よくライブで用いられたり、最近はカラオケにも置いてあったりします。
- 音を拾う範囲が比較的狭い
- 衝撃に強く頑丈で扱いやすい
- 大音量の音源でも歪みにくい
という特徴があるためライブパフォーマンスに向いています。
今回ご紹介するYCM705は「コンデンサーマイク」に分類されます。これは、ライブやカラオケなどでよく見かける「ダイナミックマイク」とは異なり、
- 高感度・高解像度
- 繊細なニュアンス(息遣いや声の表情)をしっかり拾う
- ファンタム電源が必要
- 湿気や振動にやや弱い
という特徴があるため、プロの現場でレコーディングに用いられることが多いです。
実際に録音してみた比較レビュー
今回は、同じヤマハのダイナミックマイク「YDM505」との比較を行い、3つの録音パターンで違いを検証しました。
- 話し声
- 歌声
- アコースティックギター演奏
YCM705(コンデンサーマイク)
YDM505(ダイナミックマイク)
YCM705(コンデンサーマイク)
YDM505(ダイナミックマイク)
YCM705(コンデンサーマイク)
YDM505(ダイナミックマイク)
録音結果を聞いてみると、YCM705は繊細なニュアンスや空気感まできれいに収録できており、特に歌やアコースティックな演奏においてはその差が歴然。YDM505も優秀ですが、録音目的であれば明らかにYCM705に軍配が上がると感じました。
YCM705はこんな方におすすめ
- 現在1万円以下のマイクを使っているが、音質をアップグレードしたい方
- 宅録・ナレーション・弾き語り配信を始めたい方
- 歌ってみたや動画制作を本格化したいYouTuberや配信者
- 最初のコンデンサーマイクとして品質とコスパのバランスを求める方
価格帯は4〜5万円前後のミドルクラスで、初心者にも手が届きやすいながらも、クオリティが高くコスパに優れた製品だと言えます。
まとめ
YAMAHAのYCM705は、初めての本格的な宅録環境を整えたい方にとって、非常に心強い1本です。気になる方はぜひチェックしてみてください!