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今回紹介するのは、ヤマハの「Mobile VOCALOID Editor」というスマホアプリです。「ボカロは難しそう」「パソコンがないと無理」と思っている方に向けて、このアプリでできることを解説します。
Mobile VOCALOID Editorとは?
Mobile VOCALOID EditorをiPhoneで。今すぐボカロをはじめよう。月額660円(税込)、14日間の…
Mobile VOCALOID Editorは、ヤマハが開発したiPhone・iPad専用のボーカロイドアプリです。2015年から提供されている歴史あるアプリで、2025年10月に大きくアップデートされました。
プロジェクトはマルチトラック構成になっており、ボーカルトラックとオーディオトラック(カラオケ音源など)を組み合わせて制作できます。
豊富なボイスバンク
どのボーカロイドに歌わせるかは「ボイスバンク」と呼ばれる音声ライブラリで指定します。標準では「asa」と「VY1_Lite」の2種類が最初から利用可能で、アプリ内ストアから40種類以上を追加購入することもできます。
ライブラリはAI音声とVOCALOID音声の2種類があり、初音ミクやMegpoidなど人気のボイスバンクはVOCALOIDライブラリとして購入できます。asaはAI音声で、波形表示に対応したリアルな歌声が特徴です。
ピアノロールによるメロディ・歌詞入力
メロディの入力はピアノロール形式で行います。画面左のピアノキーボードで音程を確認しながらノートを配置でき、2本指で拡大縮小が可能です。グリッドの解像度は1/4〜1/16拍子まで変更でき、細かいリズムにも対応しています。
歌詞はノートを長押しするとポップアップが表示され、そこから入力します。矢印ボタンで前後のノートに順番に移動できるので、まとめて入力する際にも手間がかかりません。
歌声の細かい調整機能
ベロシティ(音の強弱)をはじめ、各ノートの細かいパラメータを調整できます。たとえばダイナミクスの値を下げると特定の音を弱く発音させるといった表情付けが可能で、デスクトップ版に近い精度での調整ができます。詳細なパラメータについては公式マニュアルを参照してください。
マルチトラック編集とミキサー
ボーカルトラックは複数作成でき、コピー&ペーストしたノートを別トラックに貼り付けてハモリパートを作ることもできます。各トラックをMIXERで個別に音量調整できるため、メインボーカルとハモリのバランスを整えることも簡単です。
書き出しと共有
完成した楽曲は「アクション」メニューの「ミックスダウン」から書き出せます。書き出し範囲・フォーマット(WAV/AAC)・チャンネル(ステレオ/モノラル)を設定でき、ファイルアプリに保存されます。
また、VSQX V4形式やVPR V6形式でのプロジェクトエクスポートにも対応しており、パソコン版のボーカロイドソフトでさらに細かく編集・調整することもできます。SNSへの投稿はiPhoneの画面収録機能で再生画面をそのまま録画する方法も手軽でおすすめです。
初心者向け:替え歌テンプレートの活用
公式サイトでは「替え歌から始めよう」という企画として、すぐに使えるメロディデータ4曲分が無料配布されています。アプリで開いて歌詞を変えるだけでオリジナルの替え歌が作れるため、操作に慣れる最初の一歩として最適です。
実際の使用感
横持ちにすると操作しやすく、基本操作は直感的です。「音符を入力→歌詞を入力」という流れは慣れれば速く、画面の小ささが気になる場合はiPadでの利用も選択肢に入ります。自分が打ち込んだメロディと歌詞をボーカロイドが歌ってくれる体験は独特の達成感がありました。
まとめ
Mobile VOCALOID Editorは、iPhoneさえあればボーカロイド制作を始められるアプリです。ボカロに興味はあるものの、パソコンや専用ソフトを揃えるハードルを感じている方の入門としてはもちろん、本格的な制作者が外出先でのメロディ入力ツールとして活用することも十分できます。
料金は月額660円のサブスクリプションで、14日間の無料体験も用意されています。以前の買い切り版を購入していた方は、追加費用なしで新バージョンを利用できます。初音ミクをはじめとする人気ボイスバンクも追加購入できるので、好きなキャラクターで制作を楽しめます。
Mobile VOCALOID EditorをiPhoneで。今すぐボカロをはじめよう。月額660円(税込)、14日間の…

