伊豆の踊子。


読書の秋ということで、川端康成/伊豆の踊子を読みました。
あまりにも有名なこの小説ですが、こんなに短い話だったとは読んでみるまで知りませんでした。

なんとも惹きつけられるしっとりとした文章で、一気に読んでしまいました。
この時代の作家さんの書く文章は僕にとって非常に美しく感じます。

話の中に、芸者の踊り子の美少女が出てくるのですが、心に深く残ったので絵に描いてみました。
絵を描くのが最近の僕の心の休憩になっている気がします。

触れられそうで触れることの許されない恋、出逢い、そして別れ。
少女とのやりとりを通じて主人公がだんだんと人間性を回復していく流れにとてもグッときました。
そしてこのような小説が日本人に長く親しまれている意味を考えました。

本に触れてページをめくる感覚をしばらく忘れていました。
少し古びた本は香ばしい良い匂いがします。iPadで青空文庫で読むよりも情報量がある気がしました。

小一時間くらいで読めてしまうので、オススメです。心に何かが残ると思います。是非。