スクリプト・ラボラトリー開催にあてて〜歌詞作りの極意〜


 

 

クレオフーガさんのリニューアルに合わせて、
ボーカロイドGUMIとコラボしての歌詞募集企画「スクリプト・ラボラトリー」がスタートしています。

このような場を与えていただいたクレオフーガ西尾さん、山口さん、
株式会社インターネットさま に心より感謝申し上げます。

ボーカロイドとバンドがコラボして歌詞募集。何気に世界初の試みですよ。
歌詞も続々と集まってきておりまして、非常に盛り上がってきています。
いただいた全ての作品にじっくりメンバー全員、目を通します。

さて今回のスクリプト・ラボラトリー
ぜひ、歌詞を書いたことの無い人にも参加して欲しいと思っています。

そのために歌詞作りの極意を授けます。
それは・・・・

文字数を合わせること

以上です。本当にそれだけ。
今回のデモ音源にラララで入っている所に文字数を合わせていれていきます。
(※デモ音源は下記です。)

例えば冒頭で

ラーララーララーラー

とありますから6音ですね。
6音の言葉をそこにあてはめればOK。

例えば、

おーもちーたべーたー

とか、

こーまをーまわーそー

とか何でもOKなわけです。(採用するかは別ですが・・・笑)
英語だと1音に1単語のせることもできます。たとえば、

I Love You ,Foever.

みたいな感じで。とにかく自分で歌いながらやってみると上手くいくと思います。

もちろん様々な作詞本が出版されていたり、
様々なテクニック、メソッドが用意されていますが、
はじめて作る方はあまりその辺りは気にせず自由に作って欲しいです。

今回のスクリプト・ラボラトリー開催にあたり、
あらためて自分なりに楽曲における歌詞の役割とは何なのだろう?と考えました。

僕なりに分析をすると、

歌詞をつける=メロディの言語化。

歌詞をつけることによって、
楽曲にアレンジやメロディだけでは伝えられない情報を付加することができます。

アレンジとメロディだけでは雰囲気しか表現できなかったものが”言語化”されるわけですから、
その変化はとても大きいと言えるでしょう。

その曲の世界観を決定つけることもできるし、
大きな感動を与えたり、もちろん台無しにもできます。

僕がヘビーリスナーである「バナナムーンGOLD」の1コーナー、
「ヒムペキ兄さん」でも歌詞の偉大さを知ることができます。
名曲を笑いに変える、ある意味台無しにしたりもしていますが、
毎回、手を替え品を替え様々なアイディアに感動すら憶えます。
ぜひみなさんも放送を聴いてチェックしてみてください。
(正確には歌詞だけでなくアレンジや展開も変化を加えたりしています。)

スクリプト・ラボラトリーとは和訳すると「歌詞研究所」という意味です。
歌詞が曲に与える影響や、
どのような歌詞が自分は好きなのか、
自分の好きなアーティストはこういう歌詞を良く書くなあ、など
今回の企画をきっかけにいざ自分で歌詞作ってみると、もっともっと自分の好きなアーティストのことが分かってくると思います。

そうすると、普段から聴く音楽の歌詞を気にして聴くようになるし、
自分の好きなアーティストからのメッセージをより深く受け取れるようになって
もっと音楽を聴くのが楽しくなると思います。
今回のスクリプト・ラボラトリーがそのようなきっかけになってくれればとても嬉しいです。

これで歌詞作りの楽しさを覚えたら、
ぜひ僕たちにメッセージをください。絶対第二回開催しますから。

〆切は2/8。みなさんの参加をお待していますね。

AbletonLive⇒Cubaseへの移行をスムーズにするための10の方法[後編]


前編にひきつづき、AbletonLive⇒Cubaseへの移行をスムーズにするための10の方法[後編]
を書いていきます。前編はこちらから。

 

6.トラックの種類はたくさんあるけど何を使えばいい?

これもLiveではあまり意識しなかった問題です。Cubaseでは、

・Audioトラック
・MIDIトラック
・インストゥルメントトラック
・アレンジャートラック
・コードトラック
・FXチャンネル
・フォルダートラック
・マーカートラック
・ルーラートラック
・拍子トラック
・テンポトラック
・移調トラック
・ビデオトラック

となんとも数多くのトラックが用意されています。

頻繁に使用するトラックは

・Audioトラック
・MIDIトラック

ですので、Liveと同じショートカットキーを割り当てておくと便利です。

・新規Audioトラック・・・ com+T
・新規MIDIトラック・・・com+Shift+T

それと、FXチャンネルはSend&Returnを作る際に使用します。
使用用途としては複数トラックで共有してかけたいDelayやReverbをインサートして使います。

Liveではcom+Gでトラックをグループ化できますが、
Cubaseではグループチャンネルを利用します。

また、コードトラックはLiveには無い機能ですので、使い方を覚えておいて損はないと思います。
手癖でないコード進行にチャレンジできますし、単純に、楽曲のコード譜のメモとしても重宝しています。Sleepfreaksさんの動画がとても参考になります。

 

7.サイドチェインのかけ方は?

ダンス系の音楽でよく聴く、シュワシュワしたサウンドの作り方です。これは特にDAWに依存するテクニックではないですが、頻繁に使用するテクニックですので書いておきます。単純にキックにサイドチェインを施すのではなく、トリガートラックを別途作成してサイドチェインするのがおすすめです。

その際、インストゥルメントのアウトをマスターに送るのを外しておくために、下記画像のように。 Stereo Out⇒パスなし にしておきます。
(Liveの場合トラックをミュートするだけで良かったのですが、Cubaseだと手順が少し面倒です)

今回は例としてベーストラックにコンプレッサーをインサートし、サイドチェイン効果を狙います。
(キックが入るタイミングでベースの音量が下がるよう設定します。)

bassトラックにコンプレッサーをインサートし、サイドチェインボタンを有効化します。

トリガートラックのセンドを開くと、
上記コンプレッサーが表示されているので選択します。

これで設定は完了です。
コンプレッサーの値を適宜変更して、効果を調整します。
コツとしてはRatioを高め、リリース値をテンポに合わせて調整することが大切です。

8.ループを複製したいんだけど?

Liveにはcom+shift+Dで「タイムを複製」というショートカットがあり、
範囲を複製する際に使用します。
曲のパートをそのまま複製する際に使うので、ダンス系等ループミュージックを作る際は
頻繁に使用するショートカットです。

実はCubaseにこのショートカットに該当するものがありません・・・。(絶望)

Cubaseでは、3手順かける必要があります。

下記手順です。

①編集>範囲>範囲全体をコピー  (ショートカット opt+com+C)
②挿入したい小節にロケータを移動
③編集>範囲>範囲を広げて貼り付け (ショートカット com+Shift+V)

これは必須なテクニックですので、是非身につけておくと良いでしょう。

9.とりあえず覚えた方が良いショートカットは?

Liveではショートカットを意識せずとも割と効率のよい作業ができるのですが、
下記はCubaseに於いて頻繁に使用する作業ですので、ショートカットを覚えておくことをおすすめします。
できるだけたくさん覚えておくのが良いと思いますが、中でもぼくが頻繁に使用するショートカットを列挙しておきます。

[覚えた方が良い]
・ツールの切り替え
・横方向のズームイン  H
・横方向の縮小表示 G
・録音 *
・イベントの複製 opt+ドラッグ
・ループ再生のオン/オフ (テンキー)/
・左ロケータ位置の設定 opt+(ルーラー上の任意の場所をクリック)
・右ロケータ位置の設定 com+(ルーラー上の任意の場所をクリック)
・ロケータの開始位置から再生 (テンキー)1
・楽曲全体を表示 Shift+F
・MIXコンソールの表示  F3
・VSTインストゥルメントの表示 F11

[共通なもの]
・保存(com+S)
・コピー&ペースト(com+c、com+V)
・複製(com+D)
・Undo(com+Z)

 

10.テンポの同期はどうすれば良い?

Remixやクラブトラック制作などを行う際など、外部からドラムループなどのオーディオ素材を読み込むことがあると思います。その際のマスターテンポとオーディオトラックとのテンポの同期についてです。

Liveであればオーディオを読み込んだ際、WARP機能により自動的にそのプロジェクトのマスターテンポに合わせてくれていたので、とても便利でしたよね。
Cubaseでは自動的に処理はしてくれないので、タイムストレッチ機能を用いてテンポと同期する必要があります。以下が手順です。

下図のようにマスターテンポ140の所に2小節分のテンポ128のループを置いた例で見ていきます。
3節目に余分な長さがあるのが確認できます。

 

①選択ツールの「タイムストレッチしてサイズ変更」をクリック

 

②リージョンのはしをドラッグし3小節目に合わせる

 

すると、下記のようにばっちりテンポが合います。

 

ちなみに選択ツールの「タイムストレッチしてサイズ変更」はMIDIトラックにも有効です。
どちらも良く使用します。

[まとめ]

この記事を書いてるうちに、Liveがいかに直感的にデザインされたDAWなのか思い知ることとなりました。Cubaseは多機能なのは良いのですが、UIは直観的にわかりづらい部分が多く、まだまだ改善の余地があると感じました。

・結局LiveとCubaseどっちの方がよい?

これは完全に僕の主観になりますが、やはり、クラブトラックやRemixの制作では現状Liveが向いているんじゃないでしょうか。
もちろんループミュージックを制作するために生まれたDAWですから当然と言えば当然ですね。
直感的で、音を止めること無く作業ができ、セレンディピティが受けやすいDAWだと思います。
Cubaseユーザーの方は、Liveを使った際の作業のシームレスさには感動するはずです。ぜひ一度使用していただきたいです。

ただし細かい作業が必要な楽曲の場合は、明らかにCubaseの方に軍配が上がると思います。
また機能的にコードトラック等、Cubaseで得られる恩恵も多くあります。Liveではステレオ/モノラルの認識がしづらく、細かいmix作業をするにはつらい所もあります。
またMIDIのステムでの書き出しに対応していない等、他のクリエイターとのやりとりの面ではまだまだ改善の余地があると感じています。

僕たちクリエイターにとって、DAWを利用するのはあくまで”手段”であって”目的”ではないですから、
「より良い楽曲を作る」という目的を忘れずに楽曲のジャンルによって今後使いわけていこうと思います。

僕はまだまだCubaseは初心者ですので、色々とみなさんから教えていただければ嬉しいです。
今回記事に書いたこともきっともっと上手いやり方があるはずです。
お気軽にTwitterなどから教えてくださいませ。ではまた!

[作品紹介]
最近、初音ミクのオリジナル曲を公開しました。よろしければマイリスト・コメントお願いします!

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DENSHI JISIONというバンド活動をしています。

NEXT LIVE
2014/04/20(Sun)@新栄SONSETSTRIP

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AbletonLive⇒Cubaseへの移行をスムーズにするための10の方法[前編]


昨年末からメインのDAW環境をAbleton Live8(以下Live)からCubase7へ移行しました。
主な理由としましては、周りにCubaseユーザーが多かったため、データのやり取りを簡易化するためです。
また日本のユーザーが多く、情報が集まりやすいというのもLiveユーザーからすると魅力でした。

今回の移行でぼくが感じたこと、学んだことを以下まとめておきます。
(ぼくの環境がMacOSなので、Mac環境想定で書いていきます)

 

1.ツールを使いわける

Liveではcom+Bで「ドローモード」と「選択モード」を切り替えるだけで、あまり意識することがなかった「ツール」をCubaseではガシガシ使うので、各機能を覚える必要があります。

画面上部にツールはまとまっています。各機能の説明はマニュアルに任せるとして、

「選択」「分割」「鉛筆」「削除」「のり」は超使いますので、ショートカットを必ず覚えておきましょう。

選択・・・1
分割・・・3
鉛筆・・・8
削除・・・5
のり・・・4

 

2.クオンタイズ値を意識する

LiveではMIDIをドローモードで打ち込む際に「com+1」でグリッド間隔を狭くしたり、「com+2」でグリッドを広くしたりしてフレーズを打ち込んでいました。

cubaseでは画面上部にまとまっています。


バーをクリックすると選択画面が表示されます。

適宜この値を変更しながらフレーズを打ち込んでいきます。
ただしこの値、頻繁に変更します。毎回切り替えるのは面倒なので、ぼくはショートカットキーに頻繁に使う小節を割り当てています。以下ご参考までに。

1/8・・・opt+1
1/16・・・opt+2
1/32・・・opt+3

 

3.再生位置・選択トラックが超重要

Liveでは再生位置・選択トラックを意識することはあまりありませんでしたが、
Cubaseでは再生位置・選択トラックを意識することが重要になってきます。
その理由は、Cubaseでは基本的に「再生位置・選択トラックに対して処理が行われる」からです。

以下を例にしてみてみましょう。

上図で2トラック用意しています。MIDI1のトラックのフレーズをMIDI2のトラックを17小節目頭にコピー&ペーストしたいとします。

Cubaseでの手順としては、

①フレーズをコピー
②再生位置を17小節目にする。
③「MIDI2トラック」を選択する。
④com+Vでペーストする。

ちなみにLiveでは以下のような手順となります。

①フレーズをコピー
②トラック2の17小節をクリック
③com+Vでペースト

この概念の違いにぼくは最初かなり戸惑いました。
直感的にコピーペーストしようとすると、Cubaseでは上手くできませんので注意してください。
Cubaseでは常に選択トラックと、再生位置を意識する必要があるのです。

(ちなみに上記作業は、opt+選択でフレーズを複製するとラクに行えますが、概念説明のために上記方法を説明しました)

 

4.VSTはどうやって鳴らす?

LiveではMIDIトラックを作成し、インストゥルメントをドラッグして鳴らしました。
Cubaseでは主に2つの方法があります。

①MIDIトラックを使う
②インストゥルメントトラックを使う

インストゥルメントトラックを使った場合、

メリット:セットアップが簡単。
デメリット:ひとつのVSTiに対してひとつのトラックしか使えない。

マシンパワーを考えると①の方が良いので①を推奨します。
以下①の方法、

F11を押しVSTインスストゥルメントラックを表示させる。

上部ボックスをクリックし、VSTを表示させ、ロードする。
ここでは「HalionSonic」をロードしました。

 

ロードする際にMIDIトラックを作成するか聞かれるので作成しておきましょう。

これで無事ロードされました。MIDIトラックのOutにHalion Sonicが設定されているのが確認できます。

この設定を繰り返せば各種VSTを鳴らすことができます。

 

5.モニタリングって何?

CubaseにはLiveで意識することが少なかった「モニタリング」という概念があります。
メガホンのマークが「モニタリングボタン」です。

特にオーディオトラックを録音する時に意識します。

・このボタンがオンになっているとき、入力している音を再生します。
・このボタンがオフになっているとき、録音されているオーディオを再生します。

Liveでは、録音中は常に「入力されている音を再生する」ため、モニタリングを意識することなかったわけです。そのためCubaseでは、パンチインで録音する際、直前のフレーズが聴けなかったりします。これはとてもストレスなのですが、解決法をご存知の方いらっしゃいましたら教えていただきたいです。汗

 

後編の予告です。(内容変更するかもですが・・・。)

6.トラックの種類はたくさんあるけど何を使えばいい?
7.サイドチェインのかけ方は?
8.ループを複製したいんだけど?
9.とりあえず覚えた方がいい or 設定した方が良いショートカットは?
10.テンポの同期はどうすれば良い?

ぼくはまだまだCubase初心者ですので、色々とみなさんから教えていただければ嬉しいです。
今回まとめてみるとLive⇒Cubaseの移行ではLiveで意識していなかったことを多く意識をする必要があることを再確認しました。
ただCubaseで受けられる恩恵も多くありますので、この記事が移行を検討されている方の役に立つことを願っています。

質問などもあればTwitterアカウント(@denshi_yoshida)でお受けします。よろしくお願いします。

 

 

[作品紹介]
最近、初音ミクのオリジナル曲を公開しました。よろしければマイリスト・コメントお願いします!

[Next Live]
DENSHI JISIONというバンド活動をしています。

1/24(金)@新宿MARZ
2/14(金)@渋谷ChelseaHotel

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Mountain Lionでオーディオインターフェイス使う際の注意点


普段ぼくはDJ機材に
MacbookPro とTrackor Proに
オーディオインターフェイスにAUDIO KONTROL 1
を使用しています。

先日、Mountain LionにOSをアップデートしたのですが、
オーディオインターフェースのアウトプットにノイズがのり、相当焦りました。
ハード面の故障かと思いましたが、ドライバをアップデートし、解決しました。

以下URLより、最新のドライバ(β版)をダウンロードできます。

http://www.native-instruments.com/jp/support/online-help/compatibility/mac-os-x-compatibility/

まだまだDTM 系はMountain Lionに完全対応できていないので、
ミュージシャンの方々はくれぐれもアップデートする際は要注意ですね。

オーディオインターフェイスに急に異常が生じた場合はハード面の故障と思う前に、
OSの対応を確認する、という良い教訓になりました。

次のDJは
10/6(土)筑波大学園祭

次のDENSHI JISIONライブは
10/13(土)渋谷club asia
11/15(木)新宿MARZ

詳細⇒http://denshi-jision.info/blog/category/live/

です。よろしければ足をお運びください。